熊野町で筆産業に携わる人は人口の約1割といわれていますが、そのうち伝統工芸士はわずか13人しか存在しません。
筆作りに対する深い知識と匠の技術、確かな経験を持ち、厳しい認定試験を経て国に認められた筆司。それが熊野筆の伝統工芸士です。彼らは担い手として優れた筆を作ると同時に、生涯をかけて技術の研鑽を続けます。
熊野町の伝統工芸士14名(2023年当時)の皆さんのインタビュー記事(筆作りへの思いやこだわり、未来への展望など)を本文に掲載しています。 また、2024年のPDF版(日本語・英語)は、このページの下段からダウンロードできます。こちらをクリックしてください。
イタチ毛を使った小筆を得意とする
伝統工芸士認定年月日:1981年12月11日
筆に関わる仕事は、「筆作り」の伝統が受け継がれてきたからこそ成り立っています。伝統の技術は、一度失われしまえば二度と手に入りません。私たち熊野筆事業協同組合は、その技を守り継承するため伝統工芸士の認定や次世代の育成を担ってきました。 彼らの技や思いを伝えることで、次世代の担い手を育てたいそんな願いを込めてこの冊子を作りました。
*印刷用のため、ファイルデータが大きいのでダウンロードにはご注意ください。
The English version of the booklet introducing traditional craftsmen of Kumano Fude can be downloaded from the button below.
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